四万十100DNFレポ【8】50km~56.5km関門閉鎖

10月21日の四万十川ウルトラマラソンからはや3週間、
まだまだ続くレポ、今日のこの記事でやっと走り終えます。
それでもブログはまだまだ続く…。

四万十到着(10/20)
四万十川ウルトラ56.5km関門収容にて終了(10/21)
四万十ウルトラDNFから一夜明け(10/22)
四万十ウルトラより無事に帰宅 (10/22)
「遊びじゃないのだから」 (10/23)
四万十100DNFレポ【1】トラブル (10/24)
四万十100DNFレポ【2】涙 (10/25)
四万十100DNFレポ【3】データ (10/27)
シャッフルプリントを作りました (10/27)
四万十100DNFレポ【4】諸々 (10/28)
四万十100DNFレポ【5】起床~30km (10/28)
風邪っぴき (10/29)
風邪っぴき2 (10/31)
四万十100DNFレポ【5】の追記 (11/03)
四万十100DNFレポ【6】36.6km関門 (11/05)
四万十100DNFレポ【7】36.6km~50km (11/08)

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24四万十

50km地点を通過したのが12:50、14時間完走ペース表では12:04に通過予定。
既に46分の借金。
この先、この借金を返してゴールするなんてことは到底無理なので、せめてカヌー館まで行きたい。

この写真を撮った直後、背後から 『リタイヤします。半分走ったから。』 という声が聞こえてきました。
せめて半分は、とここまで頑張ってこられたのでしょうね。
振り返りたい気持ちは抑え、わたしは前進。

36.6kmの第一関門は通過したものの、第二関門が気になっていました。
56.5km 13:54

つまり、あと6.5kmを64分で進まなければならない。
キロ10分、それなら行ける!?行かねば。
なにがなんでもカヌー館へは!

この前後だったと思うのですが、道ばたに座ってシューズを脱いでいるランナーさんがお2人(単独×2)。
わたしはワセリンを持っていたので、「ワセリンならありますよ~。」 と声を掛けましたが
どちらの方も、擦れていたいわけではなかったようで 『ありがと~。』 と。

昨年の萩往還と四万十では、たくさんのランナーとの触れ合いが楽しかったのですが
今年の四万十は、前後に人がいなさすぎ。
山登りの始めに 『さくらさん』 と声を掛けてくださった男性ランナーとのやり取りを除いては
迷子の前後でほんの少し話しをした高知の女性くらい。

ずっと一人で走っていると人恋しくなるもので(笑)、
ウルトラでは同じような時間で同じように走っている人とは会話が弾むことが多々あるのですが
なんといっても近くに人がいない。
その分、エイドの方も各所にたくさんいるスタッフさんも、全力で 「わたしヒトリを」 応援してくださいますが。

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13:30撮影
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一部を拡大すると、半家沈下橋が見えています。

12:50に50km地点を通過してから13:30までの40分間、一枚も写真を撮らず、黙々と走っていたようで。
(もちろん歩き多々)

本当にたくさんのスタッフさんがいてくださるのですが、
もう完走は絶望視、次の関門すら危ういわたしにもずっと応援をしてくださいます。
『あと3kmほどで沈下橋よ~。』
『沈下橋まであと1km!』
目標を見失いそうになり、何のためにこんなしんどいことを自ら志願してやっているのか?
哲学的にもなりそうな時でもスタッフさんが 『もうすぐ沈下橋だから!』 と励ましてくださいます。

このスタッフさんたち、いったいいつからこうしてくださっているのだろう?
トップのランナーは相当前に通ったはず。
本当にお世話になりました。

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50kmから56.5kmまでの軌跡。
なんて、完走して100km走り切ったとでもいうならともかく、言葉の使い方がクサいですかね。
カヌー館も書き足してみました。
iPhoneに指先で字を書くのは難しい。
ちなみに、文章はパソコンから、画像処理はiPhoneでしています。

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13:30 53.6km 軽食エイド、たしかアンパン。
違ったかも、でもわたしが食べられるものはなかった。

すごく空腹なのですが、ここでパンは要らない・・・。
(ワガママにもほどがある。)
走っている時、かなり長い間、胃がちゃぷちゃぷしていました。
水分を吸収できていない感じ。
お腹は空いているけれど、パンは嫌。バナナはもっと嫌。

みかんの缶詰が食べたーい!と思いながら走っていましたが、結局一度も出会えず。
あると思っていなかったらそんな欲求もわかないのでしょうが、
あるのを知っていたので、とにかくみかんの缶詰が食べたかったです。
甘いからカロリーが取れそうだし、すんなり喉を通るし。

わたしは胃が強いのが自慢で、自らウルトラ向きと思っていましたが (スピードのことは別問題で)
なぜか今回は胃の調子がイマイチ。
全く食べ物を受け付けないとかではなかったのですが、ずっとちゃぷちゃぷ。

ちなみに。
13:30に53.6kmエイド目前に居て、13:54に56.5km関門閉鎖ということは・・・
3kmを24分、つまりキロ8分。

う~ん、まずい。やばい。無理かも。
この3kmを死ぬ気で走ったら行ける?

ここへ到達するまでも、関門まであと◎kmで、残された時間はあと△分で・・・と
必死で計算はしていましたが、時間は減るばかり。
ずっとキロ8分以上かけて走っているのに、いまさらこの先3kmをキロ8分で走れる???
自問自答しながらも前へ前へと進み続けましたが・・・

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13:32 半家沈下橋に入り

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渡るだけ渡って先で折り返し。
ここでは立ち止まって振り返って写真を撮りました。

そして、思い出しました。
この先、えげつない坂だったわ・・・・。
ということで、次の関門通過は絶望となりました。

残り◎kmを△分で・・・と計算していて、どの時点で絶望と悟ったのかは
正確には覚えていませんが、この沈下橋前後。
坂の存在を忘れていた時に、「キロ8分なら・・・行ける?いや、無理だ。」 と思った記憶はありますが、

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13:44
無~理~っっ。
暑いし、しんどいし、寂しいし、つらいし、お腹は空いたし、腰は痛いし。

関門閉鎖が確実となり、目標も見失い、でも進むしかなくて。
「強制終了を言い渡されるまでは進む!自らの意志では止めない。」 と決めていたのでそこだけは死守。
もしも関門で締め切り1分前の通過であっても、行けるなら行くと決めていましたが
褒めてもらえるような強い心で進んだわけではなくて、心はポッキリ折れるわけで。

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なぜここでこの坂を持ってくるの???
100kmの人は半分以上走ってからのこの坂。
60kmの人はまだ元気なうちでいいなぁ・・・なんて、醜い気持ちがムクムク。
自ら選択して100kmにエントリーして、この無様な結果。
やっていることも、考えていることも醜い。

ウルトラを走っていたら、やさぐれることもあるわけで。
だからといって僻むのは違うと思いますが、とりあえず自分の記録として書き記しておきます。

 ブログ全体を通してですが、わたしはこうだったというだけで
 もちろん途中で自らDNF選択した方を見下すつもりはありません。
 そもそもわたしにそんな資格があるはずもないですし、  
 それぞれの身体のこともあるし、無理して突き進むだけが良いわけではないと思っています。
 そして、いうまでもなく運営への文句でもないです。


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坂の写真と同じ時間、13:44
とてもとても走れず、もう歩くしかないので写真撮影。

そしてこのすぐ先で、おばあちゃんが椅子を出して座って応援してくださっていました。
もう、まばらにしか通らないランナーのために、最後の最後まで応援してくださるなんて。
ちょっとブログを書きながら思い出してウルウルしています。

椅子に座ったおばあちゃんの隣にはお宅のほうへ上がるコンクリートの(?)階段が。
次の関門通過は絶望なので、おばあちゃんの隣で、いったん座って休憩することに。
ただ単に座って休みたいというのもありますが、人恋しくなっていたのかも。

一言二言話しながら ~なにを話したのかは覚えていないのですが~
ふと来た方向を振り返ると・・・

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さっき渡った(渡るだけ渡ってすぐ折り返した)、半家沈下橋が!
「あ!あれって、さっき渡った橋ですか?」 と聞くと、そうとのお返事。
へぇ~!!!
前ばかり見て走っていたら絶対に気付かないけれど、
こうしておばあちゃんの隣で座って休憩したおかげで、なんだか得した気分。(*^^*)

東温高校に通っている時に毎日、重信川にかかる沈下橋を通っていたので
沈下橋自体はそう珍しくはないのですが、やはり四万十川にかかる沈下橋は画になる。

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左隅にわずかに沈下橋が写っていますが、走って来た道。

ここで少し座って休んで、おばあちゃんと話をして、元気をもらって
あと数キロを頑張ります。
こんなところで 「集大成」 になんてしたくなかったけれど、
もう四万十は無理かもしれない。
少なくともわたしには100は無理な気がする。
最後の四万十になるかもしれない。
あと数km・・・。

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あまりの陽射しにアームカバーを付けていましたが、
さすがに関門の時間が気になりチラチラチック。
どうせ通過できないのは分かっていますがそれでも気になる。

13:54 56.5km関門閉鎖

そして、わたしは13:53に55km地点に居た。
ここで、わたしの四万十川ウルトラマラソンは終わりました。
終わりましたが、バスまでは自力で行かねば。

ずっと待っていたら回収してもらえるとは思いますが、
故障はなく、進める脚があるのだから少しでもスタッフさんに迷惑をかけないよう進まねば。
(コース上の回収車は7~8人乗りのミニバンで、
スタッフさんが2人くらい乗っているので、ランナーはたくさんは乗れません。)

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14:05
笑う下り坂。
上ったのだから下るのは当たり前ですが・・・笑うしかない。

関門閉鎖時刻以降、ところどころにいるスタッフさんの声掛けが変わりました。
それまでずっと 『頑張れ~。』 『もうすぐ給水所!』 『あと◎kmで沈下橋よ~。』 だったのが
13:54を境に、 『お疲れ様~。』 『よく頑張ったね~。』 に。
中には声掛けではなく会釈してくださるスタッフさんまで。
その気遣いにウルウル。

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14:06

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14:09
あのバスに乗せられて帰ることに。
(言葉遣いは心の声のままなので。)

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17分も過ぎて到着。
この目の前にエイドがあって、昨年はみかんの缶詰を食べた記憶があります。
今年も楽しみにしていたのですが、エイドは完全に撤収され、最後のごみ袋を車に積み込むところ。
あ・・・・、みかんの缶詰どころか、給水さえできなかった。

ここでナンバーカードの名前部分を前後とも切り取り、チップを外して、バスへ乗るよう促され
本当に本当に、わたしの四万十川ウルトラマラソンは終わりを告げました。



レポはまだまだ続きます。

応援ありがとうございます。(*^^*)

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実は4時間半かけて寝るまでのことを書いたのですが、
あっっっまりにも長いので、二つに分けます。


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