阿嘉島のウミガメ ~ 6年分一覧 【姉日記】

2014年5月 今回、4日間の阿嘉島・真謝浜(阿嘉ビーチ)で私が会えたウミガメは7頭。いつ、誰にあったのか星取り表を作ってみました。
星取表


 このウミガメ達、「名前は誰がつけたの?」と時々聞かれますが、名付け親は私とお友達。座間味島 阿真ビーチのウミガメは地元の方(ケラマカヤックセンターの方かな?)が個体識別して名前をつけているようですが、真謝浜のウミガメは「大中小の3頭」などと言われていて、私の知る限りでは我々以外に詳しく個体識別をしている人はいませんでした。そんな中、このカメは前に会った子と同じ子か、今回会ったウミガメは全部で何頭か、に確信を持ちたくて、撮影した画像を頭痛がするまで眺めては投げ出し、また眺めては違いに気づき、を繰り返し。そしてやっと今回、2009年5月から2014年5月の足掛け6年、合計9回の阿嘉島・真謝浜で見たウミガメ全てを個体識別して整理。ウミガメ好きの一素人のフィールドワーク結果をまとめてみました。※これ以降の画像はクリックで全て大きくなります。

真謝ウミガメ一覧新  

それではこのウミガメ達をご紹介♪ まずは今回会った子達から。

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 今回よく会った苔美3号。苔美3号は小さめで甲羅は明るい茶系、後頭部首元の鱗が四角2枚に挟まれた三角2枚。この形は苔美2号と同じですが、フジツボがあるのが2号、ないのが3号。

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 ハイジは真謝浜一の大ウミガメで恐らく甲長80cm以上。名付け親はお友達で、元々背中に2本の大きな傷があり、「背二=ハイジ」と名付けたとのこと。甲羅はこげ茶で黄土色の模様少なめ。今背中に残る傷もだんだん薄くなってきていますが、右に比べ左の模様少ないことでも見分けが可能。

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 真謝浜一の美亀、日出美。大きさは中サイズで、明るいオレンジ系の甲羅にきれいな朝日模様。見分けるポイントは後頭部首元の鱗が大小の不均等な台形2枚。左目下の白いほくろ(?)もチャームポイント。因みに日出美はお友達名はハナビ。どちらもきれいな甲羅の模様が名前の由来。

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 真謝には珍しいタイマイのタイ舞衣子。タイマイの個体識別は確実ではないけれど、甲羅の模様や後頭部鱗の形から見て恐らく2012年11月に見たのと同一個体。タイマイとアオウミガメを見分けるポイントは、①尖ったクチバシ②甲羅お尻側のギザギザ③全体的にかすれたように見える(これは個体差あり)アーモンド形の甲羅

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 ここ数年真謝によく現れるチャコ。中サイズで甲羅は濃いこげ茶に目で見ると地味目の朝日模様。写真に撮ると朝日模様が白い点を散らしたように写る。見分けるポイントは後頭部首元の鱗、縦長5角形2枚で右だけ縦線入。

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 真謝浜の常連、苔美1号。サイズは小さめで他の苔美と同様、首全体と前脚・後脚についた苔が名前の由来。1号から3号までいるのは、最初同じ個体かと思ってたのがよく見ると違っていたから。甲羅は明るい茶系のきれいな朝日模様で、見分けるポイントは後頭部中央鱗のk印…だったけどちょっと薄くなってきたかな?首元の鱗が四角2枚に挟まれた小さな三角1枚でも識別可能。

P5130400_20140608093435f70.jpg  こちらは去年9月に続き今回も会えたビキニ。中サイズでこげ茶&黄土色の甲羅にビキニブラのような後頭部首元の鱗が特徴。真謝には少ないヒトを見ると逃げていく神経質な個体。

カスミ13061  今回私は会えなかったけれど、3日目午前に友達が見たカスミ(画像は2013年6月に私が撮影したもの)。大きめ中サイズでこげ茶の甲羅に渋めの朝日模様。後頭部首元鱗の大きな5角形2枚、両方縦線入が特徴。

苔美2号13062  ここ1年みかけない苔美2号。苔美3号との違いは甲羅右側中央、下向きについた大きな白いフジツボ。コバンザメはいたりいなかったり。

アズキ1309   2013年9月に初めて見たアズキ。神経質な個体であっという間に逃げていったけれど、何とか撮影成功。アズキは小さめで小豆色(赤茶)に薄茶の朝日模様、赤茶色の後頭部鱗5角形2枚が特徴。

橙子1110  ここのところ会えてない橙子。写真に撮るときれいなオレンジに写る前脚の先から橙子と命名。日出美より一回り大きな中サイズで、甲羅は白と茶のコントラスト強めの幾何学模様、縁甲板に白い模様が多いのも特徴。見分けるポイントは臀甲板(尻尾の右上)のR模様。

カケミ11073   2011年7月に会ったカケミ。大きさは橙子と同じ位の大きめ中サイズで綺麗な朝日模様。甲羅の左下端が欠けているのが特徴。恐らくお友達命名ガッツ(いつもガツガツ海藻を食べていることから)と同一個体。

優子1211   2012年11月に一度だけ会った優子。ハイジと同じ位の大サイズ、細かい朝日模様の甲羅は全体的に摩耗した感じ。後頭部鱗が金色で、首元がU字型1枚なのが特徴。

ミドリ1007
  最後に2010年7月に会ったミドリ。今回の阿嘉島でお友達とカメの写真を見比べていて、お友達の撮影した画像にも同一個体を発見。やや黄緑色がかった甲羅から、お友達とミドリと命名。特徴は後頭部首元の四角2枚に挟まれた三角1枚の鱗。(※ミドリの画像を間違えていたので14:10差し替え)

 以上、私が真謝浜に通うこと6年で見た個体識別可能なウミガメ、全14頭(アオウミガメ13頭・タイマイ1頭)でした。

 ここまで読んで下さった方にお願いです。真謝のウミガメは一部を除き、ヒトを気にしないおおらかな性格の個体が多く、そーっと近づけばゆっくり観察することができます。ですが、ウミガメには絶対に触らないで下さい。ウミガメは野生生物でヒトに触れることは不快です。触る人や驚かす人がいると、ウミガメは浜に近寄らなくなってしまいます。

 サンゴの上には立たないで下さい。サンゴの上に立つとサンゴは壊れ、そこから死んでいってしまいます。真謝は沖に向かえって畝のようにサンゴがありますが、サンゴとサンゴの谷で立ち泳ぎをされる際にフィンでサンゴを蹴らないように注意をお願いします。

 餌付けはやめて下さい。餌付けは海を汚し、生態系に悪影響を与えます。また、なるべく肌を隠し、日焼け止めを塗る面積を減らして下さい。ゴミはできれば自分のものでなくても拾って港や宿のゴミ箱へ入れて下さい。

 阿嘉島をふくむ慶良間諸島は2014年3月5日、サンゴの日に国立公園に指定されました。この美しい海と生きもの達とこれからもずっと一緒にいられるように、素人シュノーケラーの姉ですが、阿嘉島と阿嘉島のウミガメを紹介するに当たってのお願いでした。

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Category: 姉代理更新

コメント

ありがとうございます。

阿嘉島に滞在中です。

ウミガメを何匹か見ましたが、見分けかたがわからなかったので参考になりました!

明日も泳ぎに行きます!

2014/09/14 (Sun) 18:22 | けいいち #- | URL | 編集
けいいちさんへ

今、阿嘉島にいらっしゃるんですね♪
阿嘉ビーチのウミガメ、みんなかわいいですよね。
見分け方の参考になってよかったです
よかったらどの子に会えたか、またコメントで教えて下さい(*^^*)
明日も楽しんで下さいね~♪

2014/09/14 (Sun) 21:04 | 姉 #- | URL | 編集

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